Milima haikutani lakini binadamu hukutana. (スワヒリ語のことわざ)
「山と山は出会わないけど、人と人は出会う」
困難に出会った時、ケニアでは次のような言い伝えがあるそうです。「困っている人がいたら、たとえ手元が不如意でも、出来るだけ助けてあげなさい。そうすれば、あなたが本当に困った時にも助けてもらえるものです。友達こそが本当の財産です。たとえ、戦争に巻き込まれても、爆発があっても、どんな困難な中でも、それを忘れてはいけません。そう、スワヒリ語のことわざにもいうではありませんか。山と山は出会わないが、人は出会うものだ、と。」(日本学術振興会ナイロビ研究連絡センター・ニュース「ふくたーな」より)
厳しい自然環境や社会状況の中で、さまざまな困難に見舞われながらも、それを乗り越えていくための知恵と文化がこのことわざには秘められています。過酷な状況に直面した時、人と人のつながりこそが支えてくれるというメッセージです。
箕面市在住のぬいぐるみ作家、るーさんのホロホロ鳥のぬいぐるみを見て豊能障害者労働センターの馬木優一が緻密な筆致で描いたイラストとのコラボです。二羽の鳥を向かい合わせに、「ことばを紡いで対話を重ね新しい道を探っていく」というイメージで仕上げました。 偶然の出会いから新しいものが生まれ、そのものを通じてまた人がつながっていくという思いを込めています。
作家紹介
馬木優一
豊能障害者労働センター専従スタッフ。迷いのない筆致でイラストを描き、これまでも数々の名作を残しています。
ぬいぐるみ作家、るーさんのぬいぐるみ
豊能障害者労働センターではこれまでにアフリカの布でバッグ等の商品を企画販売してきましたが、裁断した後にどうしても、小さな布切れが残ってしまいます。
2021年、大阪府箕面市在住のぬいぐるみ作家、るーさんとの出会いがありました。るーさんは、布や皮、レース等の小さな素材を活かし、様々な動物のぬいぐるみを製作されている作家さんです。
今年は、ぜひ私たちの手元に眠っているアフリカの布切れを使って動物のぬいぐるみを作っていただき、それをTシャツのデザインに使わせていただきたい、とるーさんにお願いしました。そして生まれたのが、凛々しい表情のホロホロ鳥のぬいぐるみでした。
大阪府箕面市在住のぬいぐるみ作家。東アフリカの布を使って魅力的な動物たちを生み出しています。今回はホロホロ鳥とツチブタを製作していただきました。
●素材:本体・綿100% リブ・綿96% ポリエステル4%
●バングラデシュ製
サイズ(cm) |
WM | S | M | L | XL |
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身丈 |
61 | 65 | 68 | 71 | 74 |
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身巾 | 43 | 47 | 50 | 53 | 56 |
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袖丈 | 16 | 19 | 20 | 21 | 22 |
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※WM(レディースサイズ)は首リブが細く、襟ぐりを広めにした仕様になっています。
注)写真の色と実際の色とは、画像処理・画面の設定によって異なることがあります。